靴咖喱屋~クツカレーヤ~

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お手紙を書いた

はじめに

この記事は日記です。
好き勝手で自分勝手なことを書いています。
気分を悪くされる可能性がございますので閲覧をおすすめしません。
ならなんで書いたのかというと自分の感情を今の自分や未来の自分の為とか色んな意味で残しておきたかったから。
不快な思いをされたら申し訳ございません……。
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12月3日。
お昼に家でTwitterを開いたら飛び込んできたWITH LINEスタッフさんのツイート。
そこで徳武竜也さんのご廃業を知った。
 
 
息が止まった。
 
 
数分後、アイマス公式アカウントからご廃業を受けたことによる九十九先生のキャスト変更が発表された。
 
 
暫く何も考えられなかった。
 
 
ご廃業、ご廃業か。
初めて知ったよ、ご廃業という言葉。
フリーとか、兼業とか、そういうんじゃなくて、完全に辞められるんだな。
この事実を咀嚼しようとして、でも、しようとするほど溢れる涙が止まらなかった。
 
 
 
Twitterとチョクメを辞められてから、そんな日が来るのではないかという想像はしたが、それは杞憂なのではという思いもあった。
真面目な方という印象だ。勝手な想像だが、考え過ぎてお疲れになってしまったのではないかと思った。だから元気になる為にお休みしている。そう思っていた。
 
 
ご廃業を知った瞬間から今までの感謝とこれからを応援する気持ちは勿論持っていたのだが、やっぱり、さみしくて、涙が止まらなかった。
 
 
徳武さんは自分と同じ年の生まれで、誕生日もほぼ1ヶ月しか変わらない。それに加えて自分が諦めた声優という職に就いている方だ。
 
 
自分なんかと違ってしっかりしていて、料理もできて、いつも気配りを忘れない、おやさしい方で、主役だって掴んでる凄い方。
自分の諦めた道だから、声優はなるのも続けるのも難しい職というのはよく分かっているつもりでいる。
(声優であることのが難しさがご廃業と関連しているのかは分からないが)なので徳武さんを応援する気持ちを自分は強く持っていた。
 
 
昼時だからお腹が空いていたはずなのだが何も食べようとする気にならなかった。
 
 
この日はF-LAGSのちょこのっこをお譲りしてくださる方に入金する予定だったので、泣き顔をなんとかティッシュで整えて外出した。
 
 
帰ってきてプロナイトのF-LAGS担当回が恋しくてInSideレポートを遡った。
今から約1年前か。担当第1回のレポートを読んで、目頭が熱くなった。
ラジオ、毎週仲の良さに癒されたし、たくさん笑わせてもらったな。
昨日締め切りだったプロミのプロデューサー業務報告書のプロナイトの欄、キューピッズにまた会いたいって書いたんだよな。
徳武さんの声が聴きたくて、F-LAGSの曲を再生しようとしたが、できなかった。
 
 
エムステを開いたら午前中に達成していたので忘れていたが、今日の課題曲が『夢色VOYAGER』だった。
良い選曲してくれたぜ、ほんと。
 
 
 
ご廃業が発表された深夜、生放送のラジオで宗悟さんが徳武さんのお話をされた。
 
 
徳武さん、三瓶さんや浦尾さん、ファンを想う宗悟さんの気持ちが、言葉からすごく伝わってきた。
宗悟さんは応援の言葉と一緒に「これからもよろしくお願いします」と話された。
 
 
勝手だが、ご廃業されても声優のお仕事で出会った方達と(当然自分たちにそのことを知るすべを望んでいないが)プライベートで一緒にお出かけしたりとか、交友関係が続いてほしいと思っていた。
なのでその言葉を聴いてホッとした。
宗悟さんだけでなく、他の方達もTwitterなどで徳武さんを想うコメントをしていた。
さっきから何様って感じだが、素敵な仲間が徳武さんの側にいてくださって良かった。
 
 
宗悟さんが『Beyond The Dream(インテリ Ver.)』をかけた。
今まで何度もビヨドリを聴いてるけど、今までと違った聴こえ方をした。
テンションが上がるノリのいい曲って思ってたけど、『どんな苦しい時でも背筋のばせ』とか、歌詞の言葉が胸に刺さる。
ソロでもF-LAGSでもなく、ビヨドリを選んだのは、俺たちみんなで応援しているから、ずっと仲間だ、そんな意味を込めたのだろうか。そんな気がする。
 
 
 
そがべさんが九十九先生の笑顔についてツイートをされた。

 

自分は2年前Pになった。いわゆるアニメからのPだ。だから初めからF-LAGSを知らない。

 
 
でも、Pさん達のツイートで新人の頃から、F-LAGSのアイドルは(担当されている声優さんも)仲良しさんである印象を持っていた。
なので、マイデスクで大吾との会話である「……おれと一緒にいて楽しいか?」を初めて見た時ビックリした。
丁度旗ラジオ期間で(※イチオシの機能を長い間よく分かっていなかったのでこのタイミングになった)、2人を温めようとぎゅーっとする先生や、単独の仕事に行ってさみしいから遊ぶ準備をして待っていた涼と大吾を知っていたから。
暗く、黒々としたセリフだと思った。けどボイスを再生したら、あのやさしい声で戸惑いながら大吾に訊いていて。
自分は拒絶的な声を想像したから、上手く言えないけど、笑顔をくれたというのはきっとそういうことなのだ。
九十九先生のあたたかなイメージは、徳武さんの影響が大きいと思う。
ST@TING LINEのドラマパート2とか、先生のやさしさがすごく感じられるお話で大好きだ。
 
 
 
昨日はF-LAGS以外の曲でも歌詞を思い出すだけで心がぐしっとして聴けなかったけど(sideM、寄り添ってくれるやさしい曲が多すぎる、ありがとう)、エムステのMVで歌詞ありにして『夢色VOYAGER』と『With…STORY』を旗3人に踊ってもらった。
 
 
…まだ徳武さんの声が聴けなくて、音は出せなかったけど。
どちらも良い曲だなあ。
F-LAGSは前々から曲が応援特化のユニットだなあと思っていたけど、どうしても徳武さんと歌詞を重ねてしまう。
 
 
『今日より素晴らしい明日の太陽を迎えにゆこう』
『ここから始まるのさ』
 
 
さみしいけど、凄く凄くさみしいけど、
絶対に軽々しく決めたんじゃない、たくさんたくさん、考えて考えて決めたであろう、徳武さんが選んだ新しい道。
 
 
いつまでもさみしがってちゃ、ちゃんと応援の気持ちを伝えられないよな。
 
 
ご廃業は12月末だが、ありがたいことに翌月の1月末までお手紙は事務所で受け付けていただける。
 
 
応援と、感謝と、大好きだって気持ちをしっかり伝えられるように、今出来ることをしよう。
 
 
 
発表から3日経って、ようやくF-LAGSの曲を、先生の歌を、声を聴いた。
やわらかくて、やさしくて、まだ大人ではない19歳の、独特の幼さを残した声。
ああ、大好きだな。
 
 
 
この2ヶ月はずっとお手紙の準備をした。
まずひとつは絵を描くこと。お手紙と一緒に送る絵を構想して描く。
もうひとつはまだ自分が知らない徳武さんのことを出来る限り知ること。
2ヶ月で絵を描くこと(鈍筆)と同時進行なのであまりたくさんのことは出来ないけど、インタビュー記事を読んだり出演されたラジオを聴いた。
 
 
予約して買っといて観てなかったグリツアと3rdもこの時観た。
(何故観ていなかったというと当時の自分はストレスで色々なものが出来なかったから。
話すと長くなるが玄関を開けるとか、他の人が難なく出来るあらゆるものが自分には出来なくて、そのひとつが円盤を観ることだった。
sideMに励まされて今はだいぶ精神が回復して円盤も観ることができる。九十九先生をはじめとする315プロのみんな、sideMに関わってくださるみなさまには本当に感謝しています)
 
 
グリツア、カワウソ笑顔〜!の旗可愛いな。替え歌で寺島さんの歌詞に焦る姿も可愛らしい。
3rd仙台、ソロで悔しい思いをされたというのは色んなとこで聞いてたけど、観ていて心が動かされる、素敵なステージだった。
まず、ステージに登場されたとこから息を飲むものがあった。いつも思っているけど、徳武さんであり、九十九先生がそこにいた。
視線や表情、動き方。九十九先生だった。
歌も綺麗でやさしくて、徳武さんが体現する九十九一希が胸に染みて涙が出た。
 
 
長らく売り切れで再販してくれとアンケに書いたりもした待望の2ndコンプリート版アンコールプレスが発売されたのもこの頃だった。本当にありがとう(1stも買った。後で観ます)。
 
 
『With…STORY』の綺麗なトリコロールを観ていたら色んな想いから込み上げて涙が出た。
丁度バックステージを観ている時、ドラ速旗アニバ曲の試聴動画が公開されたので聴きにいった。
新曲は旗の名前が入ったタイトルだった。
第一声が九十九先生だった。高いキーの先生の歌声。
 
 
『夢色VOYAGER』の収録時、元キーが高くて九十九先生の声で歌えず、キーを下げてもらい、泣くほど悔しい思いをされたらしい。
『♡Cupids』ではそんなことを感じさせない、ちゃんと九十九先生の高いキーだった。そして今回の『Waving FLAGS』。これも何様だが、もう完璧じゃないですかと思った。
歌声と歌詞を噛み締めて聴いていたら視聴1回目だというのに泣いていた。
素敵な曲だ。
 
 
2ndの視聴を再開した。アフタートークの徳武さんの言葉でまた涙が溢れた。
九十九先生を、F-LAGSを、凄く大切にしてくださっているのは前々からじゅうぶん感じていたけど。本当に、大切な存在として想ってくださっているんだな。
そういえば、プロナイトのお正月特別回でやった書き初めで『いつも心にお旗。』と書かれていた。
九十九先生を担当する方が徳武さんで良かったと心から思う。
 
 
 
1月23日。
モバエムで涼が上位のF-LAGSとWのイベント『僕らが運ぶ想いのカタチ☆Letterライブ!!』が始まった。
終了日はお手紙の受付期限と同じ31日。
手紙がテーマのイベント。偶然なのかは分からないが(色んな方の考察?を見るにやはり意図的なのではと思うが)すごいタイミングだ。
 
 
 
1月28日。
マイデスクに行ったら突然の九十九先生とボイス再生の文字に心臓が止まりかけた。
それまでイベント画面にいたのでお知らせの文字を見ないでの寸劇だったのだ。
この寸劇が比留間さんが声を務める九十九先生の初ボイスだった。
30日にやるニコ生に比留間さんが出演されることも告知された。
表現が合っているか分からないが手厚いなと思った。いきなり変わるのではなく、まずボイスだけのお披露目があって、その後にニコ生の出演がある。
そしてプロミと5thに間に合う発表だ。
とてもスムーズだ。模範のような引き継ぎだ。
これも想像でしかないが、きっと徳武さんが丁寧にご廃業の準備をされていたからだろう。真面目でやさしくて、気遣いを忘れない方だから。
 
 
 
2日後にお手紙を出した。
期限ギリギリだ。正直間に合っているか不安だが、急いで変な言葉が伝わってしまうのは嫌だった。
便箋11枚なんて初めて使った。質の良い内容の枚数かは分からないが、今までの記録を大幅に更新した。
差分もあるが、ずっと描いていた絵6枚と一緒に封筒に入れた。1枚間に合わなくてラフのままになってしまったけど。もっと言うとまだ描きたかった絵もあるがしょうがない。絶対にお渡ししたかった絵は描けたから良かった。
切手の値段が分からなくて調べたら重さで変わるらしい。
郵便局に行けば確実に分かるというので郵便局に行って出した。
結構封筒がキツめだったのでそんな予感はしたが、25g以上だったので94円だった。なんだかちょっと嬉しかった。
 
 
 
支払いを済ませて帰宅する。
今伝えられるものは書いた。それができてよかった。
 
 
(◜௰◝)

 

 

ソファーに座ってiPhoneを開いたら、画面に徳武さんのあの笑顔。
 
 
お手紙を書いていた時、2ndのコンプリート版ってコンプリートって名前で合ってるっけと三瓶さんのツイートで確認したのだが、その時のままだったらしく、一緒にツイートされた徳武さんのお写真が画面に映っていた。
徳武さんの笑顔が大好きだ。幸せな気持ちになる。……そのことをお手紙に書きそびれてしまったことに気付いた。
 
 
好きなものを話す時、みんな大好きなんだけど〜って言うところが大好きだとか、ライブで退場する時カメラに旗3人でファンサしたあと退場順もあるんだろうけどもう一度今度はお一人でファンサしてくださるのがありがたいなあ嬉しいなあとか、初めてお声を聴いたのは櫻子さんのケンでしたとか、どんどん伝えられなかったものが出てきた。
書けたものでも、こう書いた方が伝わったんじゃないかとか、色々出てきてしまって。
ああ、悔しいな。凄く悔しい。
 
 
 
また想いをお伝えできるチャンスが来たら、今回お手紙に書いたもの以上のものを伝えられるよう生きていきたい。
 
 
 
 
 
今なにをされているのかな。
無理だけはなさないでほしいな。
 
好きなこと、やりたいことたくさんやって、美味しいものいっぱい食べて、いつまでも健康でいてほしい。
 
 
 
徳武さん、たくさんの笑顔と感動をありがとうございます。たくさん勇気もいただきましたし励ましてもももらいました。背中も押してくださいました。
全部素敵な宝物です。
まだ徳武さんがお仕事されたもので触れられていないものがたくさんあります。
増える宝物が楽しみです。大切にいたします。
 
 
徳武さんのこれからが幸せいっぱいであることを心より祈っております。
徳武さんのことが大好きです。
これからも応援しております。